注文住宅を建てる前に
注文住宅を建てたいと考えた場合、まずしておいて損がないのが、モデルハウスの見学です。カタログ等の写真だけを参考に、イメージで様々な事を決めていくと、実際に住んだ時に、不便さを感じる家になってしまう可能性があります。ですから、実際に、見て触れる事が出来るモデルハウスを見学しておいて損はありません。ただ、モデルハウスを見学する際、意識しておきたいのが、モデルハウスの部屋の広さと、実際の部屋の広さです。
モデルハウスの部屋というのは、余裕を持った広さで作られている事が多く、立派な家具を置いても狭いと感じにくい状態となっています。ですが、注文住宅を建てる場合、土地の広さに制限がある事が殆どです。とても広い土地がある場合、問題はありませんが、限られた土地に、モデルハウスのような部屋を作ろうとすると、やや小さな部屋となり、家具を置くと、窮屈な状態になってしまう事が少なくありません。ですから、実際に家を建てる土地の広さ、更に、その家で使う予定の家具の大きさ等をイメージした上で、モデルハウスの部屋を参考にしていく事がお勧めです。
そして、実際にモデルハウスを見学する時、1軒だけで満足するのではなく、複数のモデルハウスを見学していく事がお勧めです。一度に巡るのは大変なので、毎週末等、複数回に分けて見学に行くと良いでしょう。より多くの実物をみる事で、実際に建てたい注文住宅のイメージがしっかりと固まっていく事になります。