注文住宅建築前の住宅展示場見学で注意すべきポイント

注文住宅を建築したいと考え中の方の中には、住宅展示場見学をしてみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。住宅展示場の最大のメリットは、「注文住宅のハウスメーカーのモデルハウスに入り、室内を見て回ったり触ったり出来る」という点です。キッチンやトイレなどの住宅設備や床材・壁紙などの質感、収納スペースの感じ、外観のイメージやデザイン性などを実際に体感することで、各ハウスメーカーの特徴や違いを知ることが出来ます。モデルハウスは一般的な住宅よりも少し高いグレードで建築されている会社が多いので、気に入った間取りなどのサイズを確認しておくのがポイントです。

見学の際、「このモデルハウスのリビングのようにしたい」「吹き抜けにしてみたい」などの様に感じたら、営業担当に「実際にリビングは何畳くらいあるのか」「天井の高さはどのくらいか」など、その場で具体的に確認しておくとよいでしょう。部屋の中を見て便利な収納スペースや住宅設備があった場合、実際に寸法を測ってメモしておくのもお勧めです。寸法をその場で測っておけば、注文住宅の間取りを具体的に考える際に役立ちます。モデルハウス内を見る時は何となく見て回るのではなく、家事時や帰宅時、来客時など、普段の生活動線をイメージしながら歩くのがポイントです。

その際、便利だと感じた間取りは記録に残しておき、担当者にモデルハウスの動線のこだわりや特徴などを聞いておくのがお勧め。見学の時は家の中のことだけでなく、駐車場や駐輪場スペースの動線や雨の時は濡れたりしないかなど、外まわりについてもチェックしておくようにしましょう。