注文住宅を建てる時の支払いのタイミング

注文住宅を建てる時には高額な費用が発生しますので、無事にローンを組めるのかや、必要な時にお金を用意できるのかが気になります。また、ローンを組めても順調に返済していけるかも気になるところです。基本的には年収に応じて安全に返済していける額を算出して、その範囲内にすることが大事なのですが、現時点だけを見るのではなくその後の年収ｎ変動も考慮しなければなりませんので、先を予測した計画を立てることも必要になります。現在の収入よりも大幅に上がる可能性がある場合には将来的には返済が楽になり、反対にこれから下がっている可能性がある場合には少し預貯金を増やしておかないと苦しくなる可能性大です。

実際に注文住宅を購入して支払いが発生するタイミングですが、土地の売買契約時の手付金と仲介手数料の半額を支払います。手付金は土地代金の5～10%であり、仲介手数料はまずは半額を支払います。引渡し時に残りの金額を支払うのですが、その時には諸費用もかかりますので、少し多めに用意しておくのが無難です。ハウスメーカーに注文住宅を建てるのと一緒に土地探しもお願いしている時には、支払い計画をトータルで主導してもらえるため、それに従います。

住宅ローンの審査に無事に通過して家が完成した時に、家を担保として融資金額が振り込まれます。しかし、実際の支払いは建物が完成する前から始まりますので、自己資金があまりない人は支払いに困ることがあり、そんな時に利用できるのがつなぎ融資です。つなぎ融資なら、完成前の資金も借りられます。